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１２月もあとわずか、八丈島でもお正月の準備が忙しくなってきました。松飾は八丈島ではあまり飾りません。松は風から家を守る大事な木、枝を切ったりはしないのです。八丈島では山に「ゆずりは」「うらじろ」などが生えておりそれを飾るのです。最近はスーパーでうらじろを売っているのですが山に取りに行ってしまいます。人の山ですが分けていただきます。

昨日はイブ・・・ホワイトクリスマスとは行きませんでしたがサンタもダイビングを楽しんだようです。次ぎはお正月その次が成人式、イベントとお休みが続きますので是非八丈島にもおいで下さい。

今八丈島に冷水塊があります。ダイビングには厄介者のように言われるが、八丈島のダイビングには欠かせない。特にこの時期に必要な環境です。黒潮は栄養が少なく、冷水塊がもたらす栄養が八丈島の海藻や生物に欠かせない。この時期にしっかり栄養を蓄え春からの八丈ダイビングを楽しませてください。この時期の冷水塊温度はそれほど下がらず、来ない時より1.2度下がるだけです。図の緑の部分が低水温です。

八丈島ダイビングで見れる生物が衣替えの時期になっています。カエルアンコウ・ウチワザメ・ツマジロオコゼ等ほとんどが繁殖のため深場から移動してきたり、秋口に流れてきた幼生たちが育ち目に付くようになってきます。この時期のダイビングの特徴は「じっくりダイビング！」カメラやまぶたに焼き付け、生物の行動を観察してください。

八丈島の水温は２４度で安定して暖かい。ダイビングはウエットでもＯＫ！八丈島の気温は１８度前後で、ダイビング中の方が温かい状態。もう暫くは八丈島の高い水温は続きそうです。このところ雨が多く東よりの風が多いためダイビングはナズマドや八重根が多くなっており、今後は北西が徐々に多くなる予想です。ダイバーの数も減ってきているのでじっくりダイビングができそうです。